こんなポイントをチェックしよう!

新築マンションの内覧会には2つの意味合いがあります。
一つはお披露目会という意味合いで、もう一つは引き渡し前の買主検査と言う意味合いです。建設工事はゼネコンと言われる建設業者が行っており、その業者や売主も仕上がり具合を入念にチェックしています。しかし、最終的には購入者自身がしっかりとチェックをしなければなりません。

内覧会終了後、完了サインを行うと「その物件に納得しました」という意味合いになります。その為、不具合や気になる所は内覧会で発見、指摘する必要があります。当然、内覧会で発見できない様な隠れた問題がある場合は入居後でも無償で修復に応じてくれますが、時間がかかったり交渉に手間取ったりすることもありますので、なるべく内覧会で発見したいところです。

かつては内覧会といっても、購入者がないがしろにされているケースがとても多かったように感じました。本来であれば完成していなければならない物件の一部が完成していなかったり、専有部で取り付けが終わっていない個所があったりと、どの様にチェックすればよいのか分からないマンションも少なくありませんでした。
しかし、ここ数年で市場は大きく変化しています。それに伴い売主の意識も変わってきており、以前は勝手に見てくれとういうスタンスだったものが、お客様を受け入れるイベントという意識に変わってきています。

会社によっては内覧会担当者に英語が話せる人を配置したり、元ホテルマン等が接客にあたる売主も現れています。また、購入者側の意識にも変化がありました。
これはスマホの普及によるところが大きいのではないでしょうか。多くの方にとってマンション購入は一生に1回しか経験しないものです。その為、内覧会の情報やチェック方法等は限られたコミュニティでしか語られてきませんでした。しかし購入者の多くがスマホを持ち、SNSに情報をアップする時代になり各社の内覧会情報も一般の購入者同士で共有する事が出来るようになったのです。そうなってくればさすがに売主としても今までの様な横柄な態度で臨むわけにはゆきません。

当然、内覧会の対応は丁寧になり、売主によっては内覧会に内覧レディと呼ばれる女性が同行しチェックシートの記入方法や設備の説明を行ってくれるようになっています。また手土産まで用意する会社もあるようです。

では内覧会がどの様に進むのかを紹介しておきます。下記の表をご覧ください。

内覧会当日流れ

ます、内覧会お知らせが届きます。概ね1か月前~2か月前に案内されるケースが多いようです。

当日、受付を済ませると専有部にて施工担当者や設備説明担当者が簡単に説明してくれます。

ここからは売主やマンションによって異なりますが、自身のみでマンション内を確認し、チェックシートに記載してゆくスタイルもあれば、施工者がチェック中同行して、質問やチェック事項があればその場で回答をもらったり質問に答えてくれたりするケースもあります。

室内のチェックは数名で行った方が効率よく作業が進みます。例えば旦那様は設備や建具を全般的にチェックして、奥様は床や壁などのキズや汚れをチェックするといった具合です。
本来であれば天井裏や床下なども確認したいところですが、これはプロでなければ中々判断が難しい所なので、出来れば建築士等を同行させたいところです。

施工者は内覧会前に自社チェックを行っています。ですから表面的なキズや汚れはそれほど多くはありません。ただし、キズや汚れは感じ方に差がありますのであまり神経質にならないようしましよう。あくまでも機能面としての不具合とは分けて考える必要があります。

注意してほしいのは標準仕様品がしっかりと設置されているかどうかです。またドアや窓などをいつものように開け閉めして開き具合を確認したり、トイレに座って手摺の位置を確認したりと普段の生活と同じ動作をしてみましょう。また、キッチンや洗面、お風呂などは水が出るかどうかを確認してみましょう。その際に水漏れが無いかどうかを合わせてチェックすると効率的です。生活に支障がないかどうかという目線で見ると今後の生活に役立ちます。

内覧会洗面

なお、エレベーターや廊下などの共用部に関しては購入者は原則として検査はできません。引き渡しまでは売主と施工業者で管理しており、引き渡し後も管理組合の責任下におかれます。

当日は動きやすい格好で参加し、懐中電灯、メジャー、水平器を持って行くとよいでしょう。


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