キズや汚れはひどいものをチェック!

内覧会前に確認
内覧会ではどこをチェックすればよいのかをよく質問されます。購入者の中にはキズや汚れを徹底的にチェックしようと張り切っている人もいます。しかし本当にチェックしなければならない事はもっとほかにあります。小さなキズや汚れは入居すれば必ず付いてしまうものですし、それに自分で直せるものも多いでしょう。

しかし、キズ、汚れのチェックにはかなり時間がかかりますのでそのせいで他の個所のチェックが出来なくなってしまっては本末転倒です。例えば見た目は綺麗でも住んでみたら床鳴りがする、クローゼットがガタつく、扉がうまく閉まらないと言う事では話になりません。

ですからキズや汚れについては一通り見て、気になる所をチェックするくらいで十分です。
玄関の下駄箱、クローゼット、収納棚、キッチン下等の目に見えないところは必ず扉を開けて確認してください。普段は隠れているところだからこそ施工業者の精度出る場所です。うっかり大きな傷や汚れを付けてしまう例もありますので気をつけましょう。

余談ですが、テレビの欠陥住宅特集では床にビー玉を置いて傾きを調べているケースが見受けられます。今話題の横浜の傾斜マンションでも専門家と称する人がその様な事を行っているのを拝見しました。
実際のところ、問題ないマンションでもビー玉が転がる事があります。ビー玉が転がるからと言って必ずしも、杭の問題があったり、傾きの問題があるわけではありません。必要以上に不安を煽る手法にはよい気持ちがしません。

マンションは人の手作りですから、施工誤差が必ず生じてきます。国土交通省の通達でも床や壁の傾きは3/1000までは許容範囲としています。床に関して内覧会で確認するときは、しっかりと足の裏で踏み固める様なイメージで歩いてみましょう。このときはスリッパを脱ぎ靴下で踏んでみる事をお勧めします。冬場は床が冷たいので靴下を2重履きしておくとよいです。

マンションの中には2重床を採用しているタイプの物件があります。その場合はコンクリート床にゴムの付いた支脚を配置しその上を下地やフローリングで仕上げしています。その為、支脚の調整が不十分だと床鳴りが起こったり傾きが表れたりします。この項目については後から自分達だけで直す事は出来ないので、内覧会当日に施工業者や売主に伝え調整してもらうようにしましょう。

壁についても同様に傾きを確認しましょう。
壁は垂直なものと思い込んでいる方が多いようですが、職人さんの手作りなので多少の誤差が生じます。こちらも3/1000までが許容範囲とされています。天井高が2m50cmの場合、7.5mmが許容範囲と言う事になります。この程度であれば素人の方はあまり気がつかないでしょう。万が一壁に傾きがあった場合は修正を依頼します。しかし、コンクリートに直接壁紙が貼ってある場合傾きは調整できません。その場合は別の工法で修正する事になります。

まだまだチェック項目はありますので別の記事で紹介します。


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