傾斜マンションは内覧会で見抜けるのか?

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横浜市で発覚した傾斜マンション問題。社会問題にも発展し様々な業界へ影響を及ぼしています。

ユーザーは「自分のマンションは大丈夫なのか・・・」「購入する前に発見できないのか・・・」「そもそもマンションは購入しないほうがよいのか・・・」等、不安になっているのではないでしょうか?

今回の様な、地中にある杭の施工状態をチェックする事は、残念ねがら内覧会では難しいと言えます。最初から杭基礎ではなく、強固な地盤に施工されているマンションを選べば多少不安は解消されるかもしれませんがそれでも絶対安心とは言い切れません。

特に横浜傾斜マンションの例では売主も、建設会社も問題を見抜けなかったので、購入者が購入前に見抜くことはまず難しいと思われます。そもそもの大前提として「データは正しいものである」という事がありますので、そこを疑ってチェックする体制は現在のマンション施工現場にはありません。

こうした事態を防ぐには、

  1. 厳しいチェック体制を敷き、全ての項目で疑いの目を持つ
  2. 地盤調査自体を複数回、複数業者で重複して行う
  3. 売主や施工主が現場作業を監視する

などの体制が必要かもしれませんが、どれも疑いだすとキリがないものばかりです。全てを信用せずにマンション建設を行う事は無理ですから、必ずどこかで信用して作業を進める必要があります。

この様なチェックが課されるようになると、マンション価格自体も値上がりを始めます。ただでさえ材料費の高騰や職人単価の上昇でマンション価格は上がっているのに、さらに追い打ちがかかるわけです。

どうしても業者が信用できない場合は、木造戸建住宅を計画し自身で定期的チェックに入る位しか、現在の日本では選択肢がありません。

この不具合のケースでは購入者が判断する事が出来ないと言う事が大きな問題となっています。しかもその作業を行ったのが日本を代表する大企業だった為更に不安が広がっています。

まだまだ長期化しそうな問題ですが、資金力のない売主は万が一問題が発覚しても認めない可能性がありますのでユーザーは注意して今後の経過を見守る必要がありますね。


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